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みなさん、桃栗三年柿八年という言葉をご存知ですか?
有名な言葉ですので、ご存知かと思いますが、実はこの言葉には続きがあるんですよ。
今回は、この続きの言葉にまつわる食材について深堀りしていこうと思います。
さて、早速ですが続きをご紹介しましょう。
「桃栗三年柿八年
梅は酸い酸い十三年
梨はゆるゆる十五年
柚子は大馬鹿十八年
蜜柑のまぬけは二十年」
皆さんご存知でしたか?
ちなみに、諸説ありまして・・・
梅は酸いとて十三年
梅は酸い酸い十八年
枇杷は九年で登りかね
銀杏の馬鹿野郎三十年
という表現の場合もあります。
で、今回は「梅」について深堀りしていきます。
まず、みなさんが恐らく勘違いしているであろうお話
梅干しは酸っぱい。
は、当たり前なのですが、酸性だと思っていませんか?
実は・・・
アルカリ性の食品です。
ちなみに、レモン・パイナップルもアルカリ性の食品なんですよね!
細かいお話ですが、梅干しに含まれるクエン酸は、酸性の物質です。
ただ、このクエン酸は体内に入るとアルカリ性に変化する性質があり、クエン酸を含む梅干しは「アルカリ性食品」と区分されています。
梅干しのアルカリ性はかなり強力な食品で、豚肉は酸性の食品ですが、この豚肉100gに対して、梅干し1個で中和できるぐらいの強いアルカリ性です。
梅干しに限らないお話ですが、人体は中性〜弱アルカリ性に保たれています。
そこに、酸性の食品が入ると、もちろん体が酸性に寄っていきます。
体内が酸性になると、血液がドロドロしたり、何かしら体に異常をきたします。
白米、お肉、コーヒー、ビール・・・・
このあたりは酸性の食品です。
これを中和するためには、アルカリ性の食品を摂取して中和していきます。
逆に、アルカリ性の食品ばかり摂取していると、弱アルカリ性が強アルカリ性に変わっていきますので、何がダメ。とかではなく、バランスよく食事は摂取するのが一番というお話でした。
梅干しにまつわるびっくりな真実をもう1つ
梅干しとウナギを一緒に食べたらダメ。
そんな事を言われたことはありませんか?
実際、江戸時代ぐらいまで遡りますが、実際に梅干しとウナギの食べ合わせはご法度でした。
ただ近年の栄養学から見ると、むしろお互いに吸収を助ける実はいい食べ合わせだそうです。
ではそもそも、なぜこんな迷信が現代でも残っているのか?
諸説はありますが、まだ冷蔵庫がなかった時代、腐ったうなぎを食べるのを防ぐためでした。
うなぎに限らず、食品の多くは腐敗すると酸味を帯びます。
その酸っぱさが、梅干しと一緒に食べると気付けない。
そして、お腹を壊す。
そういう理由で、うなぎと梅干しの食べ合わせはご法度になったそうです。
現代では、保存技術が格段に違いますので、そう言った心配は無用になり、迷信化しました。
嘘ではないけど、時代背景や技術革新と言った文明の利器のおかげというところですね。
いかがでしたか?
正しい知識をもって、楽しく食を楽しみましょう!!
これは余談ですが・・・
梅干しが赤い理由は、赤紫蘇に含まれる色素が梅のクエン酸と化学反応を起こすからで、赤紫蘇に含まれる色素は「アントシアニン」や「シソニン」と呼ばれています。
シソニン・・・
ニンニン。
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