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突然ですが、みなさんビールは飲みますか?
私は、あの人はビールさえ与えていれば良いんだよ。と揶揄されるぐらいのビール党だそうです。
(自分では自覚ないんですけどね)
そんなビールの発祥はどこかご存知でしょうか?
ドイツ?
アメリカ?
はたまた・・・
実は、古代文明の1つであるメソポタミアと言われています。
記録として残っているのが、紀元前4000年のシュメール文明にビールの製法が記録されているのが現在確認されている最古です。
私は、お恥ずかしながらドイツだと思っていました。
今回は、そんな勘違いしている「食」の発祥地について深堀りしていこうと思います。
さて、皆さんナポリタンの発祥地はどこかご存知でしょうか?
イタリアのナポリ・・・
ではないんですよね。
実は、ナポリタンは日本の横浜が発祥で「ホテルニューグランド」で出されたメニューが広まりました。
ナポリタンの原型は、その当時駐在していた米兵が食べていたアメリカ風スパゲッティ料理だったそうで、イタリアのイの字も無いぐらいイタリアに関係のない料理です。
そこまで関係ないのに、なぜイタリアの都市名をつけたのか?
ナポリタンの考案者が、イタリアの屋台で売られていた、スパゲティにケチャップをかけただけの料理を思い出して、ナポリタンにしよう!という理由で、アメリカ風の料理を日本風にアレンジしたイタリアの都市名がつく料理が誕生しました。
では、次です。
カレー
これは有名ですかね?
インド・・・
ではないんですよ。
実は、日本のカレーの原型は、イギリス料理です。
大航海時代、東インド会社を所有していたイギリスでは、インドとの交流が盛んでした。
インドで食べられていたカレーをイギリス本土に持ち帰り、宮廷料理として広まった文化が日本に伝来して今のカレーライスになりました。
インドのカレーは、ドロっとしたものよりサラッとしたスープカレーに近い料理が、何だかんだあって今の形に落ち着いたという歴史があったんです。
残り2つ
エビチリ
さて、この流れですから、エビチリが中国料理ではないのは、お察しいただいているので、少し脱線します。
みなさん、中国料理と言いますか?中華料理と言いますか?
この2つ実は明確な理由があって使い分けられています。
まず、中華料理
これは、中国料理を元にした、日本人好みにアレンジした中国風料理のことです。
中国ぽいけど、中国料理ではない。
本当の中国料理は、もっと辛かったり、刺激が強かったり、味が独特な料理だそうです。
さて、本題に戻りまして、エビチリは元は中国のカオシャオシャーレンという料理を参考に、日本の中華料理店で作られたのが発祥で、陳建一のお父さんが発明しました。
人によるかと思いますが、中国人が作ったんだから中国料理だろ?と思われるかもしれませんが、本場の中国ではこの様な辛味が抑えられた甘い料理は存在していないそうです。
では、最後です。
ドリア
先に答えを言いますが、ドリアは日本発祥です。
某ファミレスで「ミラノ風ドリア」という商品がありますが、ミラノはイタリアです。
でも、ドリアはどこかフランス料理ぽいですよね?
こちらも、ナポリタン同様、横浜の「ホテルニューグランド」のフランス料理人が考案しました。
ちなみに、ドリアの名前の由来は、イタリアの名門貴族である「ドーリア家」のアンドリレア・ドーリア提督から名付けたとされています。
ドリアは、元々は体調の優れないお客様にお出しした、おかゆ的な立ち位置で、元々メニューにない料理だったのが、お客様に料理名を聞かれて、とっさに言ったのが「ドーリア」だったそうです。
これも余談ですが、考案者はスイス人だそうです。
というわけで...
ドリアとは、スイス人が作るフランス料理を元にしたであろう、イタリア人の名前がついた日本料理
だと言えるでしょう。
ただ、本場フランスでも「ドリア」という料理は存在していますが、きゅうり・トマト・卵を使った料理で、日本人が思い描くドリアとは、全く異なる料理です。
さて、いかがでしたでしょうか?
調べていて「エビチリ」が中国にない料理だと知って、あれ?エビチリって注文したことあるんだけどな・・・と思っていたのですが、そこは中華料理店でした。
これは余談ですが...
中華料理の風物詩でもある、テーブルの中央に置かれる回るテーブルですが、あれも日本発祥だそうです。
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