古酒について
古酒(こしゅ)とは、長期間貯蔵して熟成させた酒です。日本酒の古酒は「長期熟成酒」とも呼ばれます。
古酒の定義は明確ではありませんが、酒蔵などから構成される長期熟成酒研究会では、満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒を熟成古酒としています。
焼酎の古酒は、3年以上寝かせたものを指します。一般的な焼酎の長期熟成の場合、3ヶ月〜6ヶ月は初期熟成、6ヶ月〜3年は中期熟成、3年以上は古酒と区分されています。
泡盛の古酒の定義は「3年以上熟成させた泡盛が全量100%」の場合、「古酒」の表記が許されます。
概ね、どのジャンルでも3年熟成が古酒と呼ぶことが多いため、3年以上熟成したお酒のことを古酒として認識していて、大差はないと思われます。
ちなみに、泡盛の産地沖縄の方言では、古酒(こしゅ)をくーすと言います。
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