タラバガニは、カニ歩きをしない

「食」のまとめサイト

SYOKUTSUへようこそ

ver1.8.105

ポイ活

食のデータベース

SYOKU辞書

SYOKUTSU

食の豆知識

食材の選び方

レシピ

今日の記念日:

カニカマの日ラブラブサンドの日ショートケーキの日カツカレーの日回転寿司記念日長野県りんごの日CREAM SWEETSの日「愛ひとつぶ」の日韓国キムチの日甘酒ヌーボーの日

旬を迎えた食材:

ほうれん草水菜白菜大根カブにんじんかぼちゃさつまいもねぎカリフラワーブロッコリーキャベツケールレンコン春菊ごぼう長芋自然薯海老芋こんにゃく芋菊芋ラディッシュコールラビチンゲン菜パセリ落花生白ねぎトレビスクワイ高菜ウコン野沢菜さといもゆりねムカゴルッコラすだち
失敗から生まれたお母さんの味

失敗から生まれたお母さんの味

みなさん、お母さんの味ってありますか?

私が強く記憶しているのは「野菜炒め」です。
とんでもなく美味しいイメージだけが強く残っているんですよね。

ちなみに、お母さんの味が飽きない理由を本気で調べた学者がいました。

その学者曰く
「母の味」は毎日微妙に変化があり、常に一定の味ではない
ゆえに、これが「母の味」であると数値化できない。
この微妙な変化があるため、同じ味付けでも、毎日食べれる。

だそうです。
確かに、同じ人が毎日3食味付けすれば同じ味になって、それを数十年間食べ続けるって正直無理ですよね?

同じ飲食店のご飯を3食、20年間食べ続ける。
ってよくよく考えたら正気の沙汰ではない。

微妙な味の変化があるからこそ、毎日食べられる。
料理のレパートリーというより、塩加減や焼き加減などの本当に微妙な差が毎日あるそうです。

逆に、その日の湿度や気温、食材の個体値を見極めて一定の味に整えるのが、飲食店で、いつも同じ味に均一化する必要があり、これがお店への信頼になる訳ですね。


では今回は、そんな母の味の代名詞「肉じゃが」の誕生秘話について深掘りしていこうと思います。

さて、肉じゃがの歴史をご存知の方はいらっしゃいますか?

意外にも肉じゃがの歴史は浅く、文字として「肉じゃが」と残っている一番古いものは1964年の料理本だそうです。
似たような料理はもちろん日本各地にありますが、その料理を「肉じゃが」と呼称されたのは、今から60年前で「母の味」の代名詞な割には歴史が浅い料理です。

また、母の味と言えば「肉じゃが」と言われ出したのは、さらに後の頃で1980年ぐらいだとされており、母の味=肉じゃが というイメージは実は40年程度なんです。

そんな肉じゃがですが、発祥は海軍、ときの司令長官「東郷平八郎」のわがままから始まったとされています。
(諸説あります)
東郷平八郎は、留学先のイギリスで食べたビーフシチューが食べたくて、海軍の料理人にビーフシチューを作るように指示しました。

しかし、その時の料理人はビーフシチューが何か知らず、説明だけを聞いて作ったそうです。
ワイン、バターがないので、醤油と砂糖を使い雰囲気で作ったら「肉じゃが」になったそうです。

これを「まいづる肉じゃが」と呼び、京都府舞鶴市のご当地グルメになっているそうです。
ちなみに、じゃがいもは、男爵いもだそうです。

ちなみに、この説には反対の説や芋の煮っころがしが起源など様々な説がありますので、ご容赦ください。

結果として、成功だった肉じゃがですが、ビーフシチューを作ろうとした失敗作が今のお母さんの味の代名詞である料理になったと考えると面白いですよね?

これは余談ですが、失敗から生まれた料理をもう一つ
あるレストランで、わがままなお客様が料理長に無茶な要望を言いました。

「このポテト分厚くて食べにくいからもう少し薄くしてくれないか?」

「・・・分かりました」

料理長は、心では
「肉の付け合せのポテトぐらいにいちゃもんつけんなよ」
と思っていました。

「こちらでいかがでしょうか?」

と少し薄く切ってお出ししました。

「いや、なにも変わってないじゃん」

と言われた料理長は、ブチギレ

「おーおー分かった。スライサー持って来い」

とスライサーでポテトをスライスして、油で揚げて出しました。

そして、生まれたのがポテトチップスでした。

いかがでしょうか?
肉じゃがも、ポテトチップスも失敗作でしたが、料理人として最低限美味しいものは出そうとするプロ根性があったからこそ、失敗作でも結果、美味しいものができた。という料理人の凄さをどこか感じるエピソードでしたね。

ちなみに、誕生当時はスライサーではなく包丁で薄く切っています。
すいません。少し着色しました。

この記事はいかがですか?
記事を評価してストーンをGET

他の記事

今回は、鹿児島県のお取り寄せグルメをピックアップ。旬を迎えたオクラをご紹介。

ゲスト さま

未読なし

お知らせ

にんじん

大抽選会3


Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/r6599674/public_html/syokutsu.adpentas.com/test/common/common_parts/user_info_box.php on line 123

0st

今登録すると...

ストーン還元率

合計

100

%

=

ランク

Beginner

100%UP

+

会員区分

SYOKUTSU+

100%UP

条件
変更

現在見られているページ 02:19更新

1

失敗から生まれたお母さんの味

食べ物の豆知識

2

はちみつくまさんエール

神戸市のアイテム

3

MSB SAISON IPA

加古川市のアイテム

4

長寿

西宮市のアイテム

5

播州一献 純米吟醸 夏のうすにごり

宍粟市のアイテム

6

秋梨WHITE

神戸市のアイテム

7

決戦関ケ原【東軍】鉄泡隊奇襲

大垣市のアイテム

8

奥の深い缶詰

食べ物の豆知識

9

有馬しぼり

三田市のアイテム

10

黒豆ブラックラガー

丹波篠山市のアイテム

運営:ADPENTAS


Warning: Undefined variable $common_parts_ver in /home/r6599674/public_html/syokutsu.adpentas.com/common/common_top_set_mobile.php on line 8
SYOKUTSU

「食」の総合サイト

SYOKUTSU

SYOKUTSU ID

ログイン

会員登録

所有ストーン

ログイン

会員登録

機能

レシピ投稿

お問い合わせ

閲覧履歴

紀州かつらぎ川上酒 初桜 純米吟醸酒「涼」

赤ポン

和泉式部

梅乃宿 大吟醸「白鳳」

神戸市で開催される地域密着イベントが楽しかった!!次回の開催は是非みなさんも!

シン・ENMA

櫻一文字

千代八千代鶴亀

戎面

純米酒 ドラゴン

お知らせ

【重要】システムエラーの発生について

【復旧】システムエラーの発生について

【変更】複数アカウント作成について

複数アカウント作成について

【重要】一部ドメインの使用を禁止いたします

運営情報

SYOKUTSUについて

ADPENTAS

[準備中]広告掲載について

[準備中]FREE PAGE

特定商法取引法に基づく表示

プライバシーポリシー

サイトポリシー

利用規約

サイトマップ

©2025 SYOKUTSU

POWERED BY ADPENTS

お知らせ


Warning: Undefined variable $common_parts_ver in /home/r6599674/public_html/syokutsu.adpentas.com/common/common_top_set_mobile.php on line 9
失敗から生まれたお母さんの味

失敗から生まれたお母さんの味

みなさん、お母さんの味ってありますか?

私が強く記憶しているのは「野菜炒め」です。
とんでもなく美味しいイメージだけが強く残っているんですよね。

ちなみに、お母さんの味が飽きない理由を本気で調べた学者がいました。

その学者曰く
「母の味」は毎日微妙に変化があり、常に一定の味ではない
ゆえに、これが「母の味」であると数値化できない。
この微妙な変化があるため、同じ味付けでも、毎日食べれる。

だそうです。
確かに、同じ人が毎日3食味付けすれば同じ味になって、それを数十年間食べ続けるって正直無理ですよね?

同じ飲食店のご飯を3食、20年間食べ続ける。
ってよくよく考えたら正気の沙汰ではない。

微妙な味の変化があるからこそ、毎日食べられる。
料理のレパートリーというより、塩加減や焼き加減などの本当に微妙な差が毎日あるそうです。

逆に、その日の湿度や気温、食材の個体値を見極めて一定の味に整えるのが、飲食店で、いつも同じ味に均一化する必要があり、これがお店への信頼になる訳ですね。


では今回は、そんな母の味の代名詞「肉じゃが」の誕生秘話について深掘りしていこうと思います。

さて、肉じゃがの歴史をご存知の方はいらっしゃいますか?

意外にも肉じゃがの歴史は浅く、文字として「肉じゃが」と残っている一番古いものは1964年の料理本だそうです。
似たような料理はもちろん日本各地にありますが、その料理を「肉じゃが」と呼称されたのは、今から60年前で「母の味」の代名詞な割には歴史が浅い料理です。

また、母の味と言えば「肉じゃが」と言われ出したのは、さらに後の頃で1980年ぐらいだとされており、母の味=肉じゃが というイメージは実は40年程度なんです。

そんな肉じゃがですが、発祥は海軍、ときの司令長官「東郷平八郎」のわがままから始まったとされています。
(諸説あります)
東郷平八郎は、留学先のイギリスで食べたビーフシチューが食べたくて、海軍の料理人にビーフシチューを作るように指示しました。

しかし、その時の料理人はビーフシチューが何か知らず、説明だけを聞いて作ったそうです。
ワイン、バターがないので、醤油と砂糖を使い雰囲気で作ったら「肉じゃが」になったそうです。

これを「まいづる肉じゃが」と呼び、京都府舞鶴市のご当地グルメになっているそうです。
ちなみに、じゃがいもは、男爵いもだそうです。

ちなみに、この説には反対の説や芋の煮っころがしが起源など様々な説がありますので、ご容赦ください。

結果として、成功だった肉じゃがですが、ビーフシチューを作ろうとした失敗作が今のお母さんの味の代名詞である料理になったと考えると面白いですよね?

これは余談ですが、失敗から生まれた料理をもう一つ
あるレストランで、わがままなお客様が料理長に無茶な要望を言いました。

「このポテト分厚くて食べにくいからもう少し薄くしてくれないか?」

「・・・分かりました」

料理長は、心では
「肉の付け合せのポテトぐらいにいちゃもんつけんなよ」
と思っていました。

「こちらでいかがでしょうか?」

と少し薄く切ってお出ししました。

「いや、なにも変わってないじゃん」

と言われた料理長は、ブチギレ

「おーおー分かった。スライサー持って来い」

とスライサーでポテトをスライスして、油で揚げて出しました。

そして、生まれたのがポテトチップスでした。

いかがでしょうか?
肉じゃがも、ポテトチップスも失敗作でしたが、料理人として最低限美味しいものは出そうとするプロ根性があったからこそ、失敗作でも結果、美味しいものができた。という料理人の凄さをどこか感じるエピソードでしたね。

ちなみに、誕生当時はスライサーではなく包丁で薄く切っています。
すいません。少し着色しました。

この記事はいかがですか?
記事を評価してストーンをGET

他の記事


Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/r6599674/public_html/syokutsu.adpentas.com/test/common/common_parts/limit_modal.php on line 9
SYOKUTSU

SYOKUTSU

続きは、短いCM見る

または

会員登録でご覧いただけます。

CMを見る

会員登録