旬の食材一覧

自然薯（じねんじょ）は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で、日本原産の山芋の一種です。山野に自生し、栽培も行われていますが、栽培品は自然薯とは区別して「長芋」や「大和芋」と呼ばれます。

自然薯は、塊状になった根茎を食用とします。この根茎は、長芋や大和芋よりも粘りが強く、濃厚な食感が特徴です。そのため、とろろや山芋料理の材料として重宝されています。

自然薯は、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含んでいます。特に、食物繊維が豊富で、100gあたり約3.5g含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げたりといった効果が期待できます。

また、自然薯には、DHEA（デヒドロエピアンドロステロン）と呼ばれるホルモンが含まれています。DHEAは、若返りホルモンとも呼ばれ、アンチエイジングや更年期障害の改善などに効果があるとされています。

日本国内の収穫量は12,000トン
輸入量は、1,600トン
中国:1,200トン、韓国:200トン、台湾:100トン