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きゅうりはその昔、日本人は嫌いだった。

きゅうりはその昔、日本人は嫌いだった。

夏がやってきますね。
夏と言えば
海、山、川、スイカ割り・・・
無理矢理でしたね。

スイカは有名ですが、野菜です。
スイカはウリ科の野菜ですので、きゅうりと仲間です。
ちなみに、メロンもウリ科で、農林水産省が区分する場合は野菜になり、市場で区分する場合は、果物扱いにされています。

このスイカやメロンの仲間であるきゅうりですが、ギネスブックに掲載されている事をご存知でしょうか?
「世界一栄養価の低い果実」と言う内容でギネスブックに掲載されているとフェイク記事もありますが、正確には「世界一カロリーの低い果実」です。
その低さは、100gあたり14キロカロリーです。

ちなみに、牛肉は250キロカロリーなので、1/18です。
きゅうりを約2kg食べてやっと、牛肉100gと同じカロリーと言うことです。

きゅうり2kgは、本数で言うと約20本ぐらいです。
カッパになりますなぁ・・・

そんなきゅうりですが、一昔前は忌み嫌われる野菜であったことをご存知でしょうか?

きゅうりが嫌われていた理由
それは、

「恐れ多くて食べることができまい」

という理由です。

時代は江戸
当時の天下人は徳川家

みなさん、徳川家の家紋を思い出せますか?
三つ葉葵の家紋で、三つ葉が丸く集まった様な家紋です。

思い出せなくても大丈夫なんですが、きゅうりの断面がこの時の天下人徳川の家紋に似ているんですよ。
まぁ言われてみれば...。レベルですが。

武士の世界では、天下の大将軍の家紋を口にするなんぞ・・・。
という理由で武士の階級の人々から忌み嫌われ、庶民からは下品で不味いとまで言われていました。


このきゅうりを漢字で書くと「胡瓜」ですね。
この「胡」という字がつく食材、他にもありますね

胡麻(ごま)
胡桃(くるみ)
胡椒(こしょう)
胡蒜(にんにく(普通は大蒜))




この「胡」という字は、中国の西あたりにあった騎馬民族などが住む地域(今でいう中央アジア)の事を指しており、異民族という意味を持っています。

そう、胡瓜などはこの「胡」という国から来たものという意味になります。
ただ、「胡」という国が原産という意味ではなく、胡麻であればアフリカが原産です。
「胡」という国を経由して、すなわちシルクロードを通って伝わったものという意味です。

食材以外でいうと「あぐら(胡座)」
詳しく説明すると長くなるのですが、語弊を承知で簡単に言うと「胡」から伝わった座り方のこと。
気になる方は「胡座 語源」で調べてみてください。

これは余談ですが、「世界一カロリーの低い果実」としてきゅうりがギネスに認定されています。
ここで大事なのは、果実であって野菜ではありません。
きゅうりは14kcalで意外にも野菜の中では、カロリーがまだある方で

もやし、小松菜、白菜と同じぐらい
ふき、みょうが、レタスが12~10kcal程度
チンゲン菜は、9kcal
意外にもきゅうりよりカロリーの低い野菜は多いんですよ。

いかがでしたか?
ちなみに、きゅうりの原産国はインドのヒマラヤ付近で、今の様なきゅうりになったのは明治時代以降とされ、昔は苦い野菜の代表みたいな野菜だったそうですよ。
今でいうゴーヤ的立ち位置なんですかね?

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という理由で武士の階級の人々から忌み嫌われ、庶民からは下品で不味いとまで言われていました。


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この「胡」という字がつく食材、他にもありますね

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胡椒(こしょう)
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この「胡」という字は、中国の西あたりにあった騎馬民族などが住む地域(今でいう中央アジア)の事を指しており、異民族という意味を持っています。

そう、胡瓜などはこの「胡」という国から来たものという意味になります。
ただ、「胡」という国が原産という意味ではなく、胡麻であればアフリカが原産です。
「胡」という国を経由して、すなわちシルクロードを通って伝わったものという意味です。

食材以外でいうと「あぐら(胡座)」
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ここで大事なのは、果実であって野菜ではありません。
きゅうりは14kcalで意外にも野菜の中では、カロリーがまだある方で

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ふき、みょうが、レタスが12~10kcal程度
チンゲン菜は、9kcal
意外にもきゅうりよりカロリーの低い野菜は多いんですよ。

いかがでしたか?
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